末川協建築設計事務所

TOPICS in 2006


12/22

「本法寺多宝塔見学」

安井杢工務店の安田部長、佐々木さんの計らいで本法寺多宝塔の改修工事の見学に。
木軸で造られる亀腹の構造、法輪を曳く支柱の構造など興味深い改修を拝見出来ました。
瓦を葺く前のてりむくりのトントンが美しく。


素屋根の中の多宝塔


12/10

「棟梁塾・漆塗り実習」

作事組の漆・家具担当である建田さんの炭山のアトリエに出向き、拭き漆の実習を行いました。
Tz邸の現場で拾った桐の根っこを磨き、ドアハンドルにしたく。
(いつかBARの設計をするときまで大切に保管です)
へらの作成や刷毛の洗い方、ムロの仕組みなども教わりました。



建田さんのお手本を見ながら


途中、新潟からの道具の行商さんも


12/09

「近江八幡見学」

京町家再生研の12月例会では、西川研の先輩の濱崎先生にお願いし、
近江八幡の町並みと町家の改修現場の見学に出かけました。
オモテの引き上げ戸のしくみ、見越しの松を正面に据える二列型の町家の使われ方、
他所へ行って財を成す近江商人にとっての町家の意味などをお伺いできました。
湖東、湖北でまちづくりに取り組む人々や設計士さんにもお会いでき、楽しい忘年会もありました。


兵四楼から望む八幡堀


西勝酒造さんでの忘年会


11/26

「大宇陀見学」

京町家再生研での設計施工交流会に参加しました。
水分神社や、伝建の町並み、改修された町家、薬草の植物園などを訪ねることが出来ました。
過っての交通の要所であり、山の幸の集散地、天領大宇陀の見事な町並みを見てきました。
大工、左官、瓦、板金、すべての技が贅沢で素晴らしいものです。
市役所で伝建保存に取り組む森本氏、職方のまとめ役に立つ宮奥氏のお話もありました。


りっぱな商家


水分神社の紅葉


鬼瓦と煙だし


10/06・07・08

「全国町並みゼミ八女福島大会」

学芸出版の京極社長に九州に連れて行ってもらいました。
全国での町並み保存の活動を聞き、京町家棟梁塾の取り組みをお話することが出来ました。
松井さんの町家証券化や楽町楽家の紹介では京町家ネットが大きく注目を集めていることが分かりました。
八木先生ほか、懐かしい人にも会え、新しいご縁もたくさん生まれました。


第三研究会で棟梁塾の報告


どうつきと土壁塗り、ベンガラ塗り


八女福島の居蔵造


三日間仲良く頂いた八女デザイン研究会の中島さん


西川研での勉強や、倉敷での設計のこと、今の京都での町家再生が人のつながりでも自分の中でも一つになってきています。


9/24

「棟梁塾・瓦・板金実習」

棟梁塾の実習で原谷の光本さんの工場を訪ねました。
たくさんの瓦のサンプルの説明を受け、
移築された民家の屋根の瓦葺きと軒樋の取り付けまでが出来ました。
塾生のうち瓦の職方2人は面目躍如の様子です。


光本親方の指示で材料を運びあげる


橋爪親方の指導で軒樋の取り付け


9/09

「和のしつらいを楽しむvol.7」

昨年たずさわった下京Mh邸、若い施主は一緒に柿渋塗っていたお嬢さんと晴れてゴールイン、
年末にはJrも誕生予定、こちらもおめでた続きです。
こちらの突然連絡では、お宅が上記の雑誌に出たそうで、
これまた末川に一冊下さると!本当にありがたいご縁です。

今時の町家リフォーム、ボードでぺたぺた貼ってしまう改修も見られる中、
本の中でもMh邸は凛とした表情に見えうれしく思いました。


9/06

「ガラスと漆の整理箱」

昨年たずさわった衣笠のTz邸で出た古建具、山内社長と井川建具さんにたくさん引き取って頂いたのですが、
実はその前にも見学会で来られていた建田さん(作事組家具・漆担当会員)にも型板ガラスや結霜ガラスの良いものを見繕っていただき、
ご自身の作に利用頂くため引き取っていただきました。

これまた突然連絡を頂き、そのガラスを利用した作が出来たそう、
なんと末川にも一つ下さると!本当にありがたいご縁を感じます。



建田さんにも黒田辰秋さんの作品に触れるご縁やつくろうご縁も広がったそう、
京都での町家再生の輪が多様に広がりうれしい限りです。



8/24

「まちこら合宿」

Anewal Galleryで、東京と京都の学生さんのワークショップを見に行きました。
上京の町家住人、飯高氏から突然呼び出しの電話、なんやら良く分からないまま出かけましたが、
幾つかの大通りにグループごとに張り付いて、その「京都性」をコラージュで表現するそうで、なんやらますます難しそうでした。
とにかく、皆さんが出向いて、調べて、歩いて、感じたことを素直に伺い、出来たものは楽しく見せていただきました。
まちセンの醍醐氏や造形大の川合先生、諸国漫遊の漫画家など、多様な講評者の仲間入りも愉快千万でした。


飯高氏による授賞式。



8/05

「祇園の町並み景観セミナー」

常盤御殿まで西川幸治先生の話を久々に聞きに行きました。
20年前に毎日のお経のように取り組んでいた保存修景計画や文化的景観が
今では巷で普通の言葉になっていることを感慨深く思います。
最前線での実践に向けてこぶしを磨き直します。



7/19

「大西常商店探訪」

リビング京都の取材のお手伝い。下京の扇子屋さんをお訪ねしました。
Mh邸の現場へ自転車で通い続けた松原通、お訪ねできる町家が増えてうれしく思います。
引き継がれた町家を大切に、守る方の愛情と誇りが伝わってきます。
仏光寺近くでの物件も動き出し、この地域とも良いおなじみが頂けますように。



7/10,11,12,13

「祇園祭山鉾調査」

今年も京町家再生研で山鉾の構造調査のお手伝い。
長刀鉾、函谷鉾、鶏鉾、月鉾、放下鉾、岩戸山、南観音山、船鉾の構造体の実測に向かいました。
合計4日間、30人を超す技術者の協力を素晴らしく思います。
何とかお天気も持ちながらえました。
祭りのはるかな歴史に思いを寄せて、すこしお手伝いが出来ることをうれしく思います。


ベテランと若手大工の実測。


放下鉾の櫓建てを手伝う。


5/14・6/11

「棟梁塾実習」

5月の実習では三加和材木店と北山の中源さんを訪ねました。
三加和さんにはMr邸のテーブル材でもお世話になっています。
中田さんには苗木から切り出し、樹上の日常、丸太を磨くところまで教わりました。
北山の中川は十数年ぶり、高校時代にチャリンコで走り回っていたころも懐かしく思い出されました。


北山杉の母樹をみんなで抱く


変わらない中川の景色

6月の実習ではさくあんさんの左官の工房を訪ねました。
萩野親方の山城の中、木舞掻き、棕櫚縄結び、さいなげ、土壁塗りまでを教わりました。
迎えてくれたワンちゃんたち元気に夏を乗り切ったでしょうか。


さくあん萩野城と城主


武器の数々


6/03,04

「楽町楽家見学会」

今年も京都橘大学の学生諸氏とともに楽町楽家の見学に。
堺町画廊、作事組事務局、鞍馬口ん家を訪ねました。
大学入学課の同行もあり、来年度の学部案内のため、ライターさんとカメラマンさんの取材もありました。
町家の保存・再生・継承を語るに及ばずとも、学生が箱段を「かわいい」と言ってくれるだけで
拝雲泥脚の先生には十分うれしい。

鞍馬口ん家では、町家のセルフビルダー三人衆が学生達を待ち受けてくれました。


カメラマンさんにとってもらった集合写真


4/05

「京町家棟梁塾開塾」

京町家棟梁塾の塾生募集選考も無事終わり講義が始まりました。
大工、瓦、板金、造園、設計の11人の塾生、身銭を切って忙しい中、集まるべく集まった貴重な人材と感じます。
キャリア十分、やる気十分の若手親方や跡継ぎ候補生達、段取り方も負けてはいられません。
今後も長い付き合いを期待し、二年間の講義に向かいます。


3/05

「京町家友の会例会」

先の京町家情報センターの見学会に続き、京町家友の会の見学会が例会とあわせ、Tz邸で開かれました。
50人近い参加者、老若男女皆楽しく集い、友の会の間口の広さを感じます。
改修の経緯に加え、町家ブームを待ち受ける三つのシナリオを用意、
運悪く居合わせた村崎氏に突っ込み役になってもらいました。
お陰様でTz邸の借り手も見つかり一年を越すプロジェクトもひと段落でしょうか。


三室南北縁側をぶちぬきで松井さんの話を謹聴。


3/04

「京都・職住共存地区の新動向見学会」

日本建築学会 住宅小委員会・住宅と都市の間の空間デザイン研究会の共催の京都見学にエスコート。
町家では田中さん、山田さん、長江さんのお宅を訪ねました。
西川研の先輩の加茂さんがおられ、その夫君の安枝さんが段取り方でした。
高田先生からはアーバネックス三条のお話も伺い、
打上げでは炉辺の店で四方山話、久々に学会の雰囲気を味わいました。


山田さんのお話を謹聴。東京の参加者からは思わず「京都の人は話が上手!」と。


2/10

「京町家棟梁塾」

今春より京町家再生研、京町家作事組で本番の棟梁塾が開かれます。
例によって、てったい方で参加、カリキュラム作成他お手伝い中です。(実は自分で勉強したいことばかり)

志ある若い人たちと出会える機会を楽しみにしています。


1/27

「Mr邸」

お世話になっている編集者さんの紹介でのマンション改修物件。
simple japanese modernで向かいます。
今回も限られたスペースを活かす取り組み、建具の納まり命です。
幅900の一枚板でつくる栗材のキッチンカウンター、出来上がりが楽しみです。


間仕切り工事中のはりきり親方辻さんとMRこだわりの成瀬さん。


1/18

「京都府立大『建築法規』番外編」

京都府庁の飲み友達、野村彰氏担当の建築法規の授業で町家の話で1コマ担当に出向きました。
本来の授業との関連でありていに言えば、
「数万件の既存不適格を生み出した建築基準法と1000年を経た町家のどちらが間違っているのか」がテーマでしょうか。
あとから送って頂いた学生さんのレポートには今の「町家ブームのきわどさ」への発言が
ほとんどブレずに伝わっていてうれしく思いました。

姉歯関連でクタクタのはずなのに打ち上げでは3軒目まで野村さんに連れてもらいました。


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