末川協建築設計事務所

TOPICS


2008

12/21

「Ht邸2打上げ」

今年竣工したHt邸2号の打上げにお母さんが再び職方全員を招いてくれました。
今年の初めと終わりを打上げで締めていただくことになりました。

本当なら夏に「はもしゃぶ」の予定が半年ずれ込み、それでも何とか喜んでいただけました。
来年の夏、お母さんはウダイプールに女学校の英語の先生として向かわれます。


12/10

「鳥弥三調査」

若社長がいとこの仲良しで、料亭の建物調査に向かいました。
町家の格好をしていますが、小屋組も蓮台の組み方も造作も、異次元を感じる伝統構法です。

宮川町の御茶屋と向かい合わせ、鴨川の両岸で企画が進みます。




12/07

「山紫水明処」

新三本木の案件から鴨川高速西岸線、
百日紅に目を奪われました。

桜やこでまり、レンギョウ、蛍やかわせみに癒される通いなれた丸太町橋で、12月まで咲く赤い花に心が惹かれます。




11/01

「Kt邸ベンガラ塗り」

Kt邸の女将さんの受け入れで、同志社大学のPJ科目受講生のベンガラ塗りイベントが出来ました。
お泊り客や通りすがりの方も飛び込み参加、向かいの都ホテルに出入りの外人さんたちも鈴なりで写真撮影してくれました。


復旧されたケラバも綺麗です。
棟の持ち上げは内装改修のときのお楽しみに。


10/11

「全国町並みゼミ@宇和島大会」

今年の町並みゼミにも、分科会のパネラーとして送っていただけました。
往路の島なみ海道が本当に綺麗、徒然草を読み続けながら、しばしうつつ世の京都を離れました。

コーディネーターの松井郁夫先生には仲良く頂き、スケッチブックを持って腰ぎんちゃくでした。


第七分科会で。


末光家のスケッチ。


9/12

「Kt邸主屋改修工事」

蹴上げのKt邸、三軒目の女将の町家改修が始まります。
毛見親方に代わってO・Mコンビで向かいます。二階の肘掛は衣川さん、最後の作品のつもりと。


村野藤吾のまん前で町家を張ります。


9/10

「Ht邸2改修工事」

辻親方とAd邸の後を追っていたHt邸2の改修工事がようやく山場を越えました。
こちらも余波でだだ遅れ、首を洗ってお母さんに叱られに行きました。
もと3連棟、内一棟は二階建てであったことが判明、側柱と母屋の繋ぎなおしに手間をかけていただきましたが、しっかり直っています。



カズさん、最後の柱の根継ぎ。


むくり屋根を瓦棒で葺く棟梁塾一期の林田キャプテン。


9/07

「閑谷学校」

設計事務所での修業時代、浦辺鎮太郎相談役が話してくれた閑谷学校
「設計施工ワークス」の見学会で、20年越しに訪ねることが出来ました。
大原さんへの思いも含めて、個人的には見学ではなくお参りに近い気持ちです。
質実剛健に端正なまま300年を経た建物に、浦辺相談役の作品の源にあったものを思い返しました。
棟梁塾生の大勢の参加もご容赦頂き、木村棟梁にも感謝深く感じます。
一期の塾生騒ぎ過ぎっちゅうの。


備前焼きの瓦の威容。


8/24

「Ad邸打ち上げ」

いつ終わるか知れないと思われたAd邸の現場もついに引越しが行われ、
その後に15人近い職方お招き頂き、盛大な打ち上げを催していただきました。
お施主も交えて、あの時はどうやったとか、このときはどうやったとか、苦労話もおいしい肴になりました。
4+1のスピーカーでのアルマゲドンやラストサムライはド迫力でした。
出格子や物干で力を出し切った大下君が前日結婚式、ハネムーンで不在は残念でしたが、
施主とのご縁を繋いでくれた野村さん、知念さん、中木さんも駆けつけてくれ、出会いの飲み屋の森田の親父がご馳走を用意、
最後は辻親方、てったいの小林さんの祝い唄で締めとなりました。





8/23

「試論・町家構造事始」

京町家通信の「論考」に、町家の構造について今の自分が学び考えられるところまでを書かせていただきました。
町家の構造の性能評価の必要が唱えられる中、必ずしもその本筋がどこにあるのか定かでないように感じられ、
さりとて、省みることなく「先人の知恵」に思考停止し、無邪気に、そこに下駄を預けてしまうことは出来ず、
一人の技術者として意思表示が必要と考えました。

故あって4年ぶりに丁寧に読み返したピーターライスの自伝が、
町家の構造をダイナミックに見せてくれたような気がします。

限られた紙面に書き足りていないことも多く、伝たわりにくいことも多く、
それらは近いうちに取り組まなければならない課題です。
しかし、他の人が取り組んでくださるなら、それも大いにうれしい事だと考えます。

町家を巡る法や基準の相対化の課題には、
別の何で、その性能や品質を担保するのか、
その説得力がなければ前に進まないと感じるこのごろです。



7/14

「宮川町の御茶屋」

普門軒の杉本和尚様からの紹介で宮川町の御茶屋の調査に向かいました。
川端側は昭和初めの三階建て、宮川町側は大正期の二階建てと思われます。
ダンスホールやハシリ以外には手が入らず、9つのお座敷が艶あるままに残っています。
今後の活用はいろいろな方向が考えられますが、建物が残る限り力を添えられればと願います。
隣の連込み宿は大学院時代に鴨川の景観を調査していたときに東岸線の拡幅を見越して建てられたもの、
そのときのダメージが川端側で顕著、何とか構造改修で報いたいところです。



川端通りからのファサード。


7/12

「Ad邸ベンガラ塗り」

今年度の同志社大学のPJ科目受講生をAd邸の施主が受け入れていただき、
ベンガラ塗りに挑戦することが出来ました。
そろいのジャージはかわいらしく、また彼女らには伝統構法に向かう若手職方たちがそこそこ格好良く映ったようで、
その接点が生まれただけで、拝雲泥脚の先生にはうれしい。
Ad氏の幼馴染の同志社OBもイベントを聞きつけ、差し入れを持って駆けつけてくださりました。


格子の前で記念写真。


7/11

「北観音山調査」

今年の祇園祭では北観音山の実測調査に向かいました。
鋒の組立にもご町内ごとのカラーがある中、YS先生を初め、ここではしっかりと大店の旦那さんが健在にお見受けしました。
再生研と棟梁塾のメンバーである井澤君、きっちり作図が出来ました。
「来年は化粧材の実測も」と声を掛けていただきうれしく思いました。


舞台の床組。


6/08

「楽町楽家あずきやオープンハウス」

京町家友の会の山田さんの計らいで蹴上の北村さんのオープンハウスとガーデンコンサートに参加させていただきました。
昨年度の同志社大学のPJ科目の受講生3人が応援に来てくれました。
芝田さんの庭はすっかり馴染み、大勢の人を迎え入れてきれいな絵になっていました。


あずきやの2階より。


5/01

「Ad邸見学会」

Ad邸の現場に施主の飲み屋友達でもある、京都府の野村さん、工繊大の矢ケ崎先生、学芸出版の知念さん、見学に来られました。
日本建築史を学ぶ9名の学生もご一緒に、辻親方から現場でのご苦労もお伺いしました。
例によってその後は「磯亭」で飲み会、若者たちと建築談義に花が咲きました。




4/13

「茂待軒見学会」

山内社長の中堂寺の物件の見学会が開かれました。
作事組会員、棟梁塾塾生多数参加して頂けました。
モデルハウスとしての名前は、勝手にの「茂待軒」と考えています。
これからも「茂待軒で町家体験」って感じでしょうか。


2階の三室をぶち抜きで。


3/23

「出雲路Hg邸」

母の親友のご実家の改修工事。立派な炉のある座敷が中心の数奇屋です。
母の青春時代の想い出も詰まった建物です。
空き家で物置状態、雨漏れが大変でしたが、情報センターのご協力で、お茶を愛する借り手さんもうまく見つかりそう、
屋根を中心に改修工事に向かいます。
山内工務店の田中親子、山崎さん、太田さん、イザサさんたち、例によって家財の処分からお世話になっていきます。


化粧の軒裏の改修、ここらの田中さんのスピードは本当にぴか一です。


3/20

「棟梁塾修了式」

二年間の棟梁塾の修了式が作事組事務局で行われました。
塾生曰く「本物みたいな修了証」は間違いなく本物です。
段取り方としても本当に充実感があり、京都の明るい未来を感じます。
同じく塾を支えていた松尾女史が臨席していないことが本当に残念でしたが、京都で、最前線で町家に取り組む限り、必ずご縁はつながることでしょう。



修了証授与。


3/17

「京都新聞・フォーラム京」

京都新聞文化部の河村さんよりお話があり、月曜の文化欄に「京都の景観と町家の将来」について思うところを書かせて頂きました。
西川研で考えたこと、浦辺設計での仕事、ブータンで考えたこと、今の町家再生の取り組みまで、2008年でのまとめと将来への展望です。
卒業設計での堀川の流水計画が22年後に実現し、修士論文での京都の景観への提言が20年後に景観法や条例で実現したことを思えば、
本物の町家の新築も生きているうちに実現するのかなあなどと夢をみます。

西川先生や吉田先生、友の会の山田さん、Ng邸のお客さん、矢尾定の佐々木社長、わが娘から好意的な意見を頂き、有難く心強く感じました。
(なんやらわからんという方も別に1/4くらい?)
加藤周一先生の次の回では荷が重かったものの、ともかく末川の原稿料初体験となりました。


3/02

「棟梁塾奈良見学」

二年間の棟梁塾もついに最後の実習、またまた妻木先生を迎えて奈良に見学に出かけました。
学芸出版の京極社長がじきじきにコーディネートしてくれました。
打ち上げでは大阪の設計事務所の裏ネタで盛り上がり、バイアスロンのオリンピック候補だった先生のユニークなキャリアやコルビジュエを高山寺に案内したエピソードなど、
楽しいお話が頂けました。


幕末まであった元興寺の塔を偲ぶ。


2/22

「滋賀県建築住宅センター」

会社の後輩の産休で、滋賀の新築物件のピンチヒッター。9年ぶりに確認申請を行いました。
滋賀県建築住宅センターで、県立大でお世話になった設監連合の井狩さん、建築課長だった市田さん、もと平田建築の真木さんに図らずも再会、
再び仕事でご一緒できるうれしいご縁を感じます。


2/18

「Ng邸」

上京の町家のハシリの床下から大きな深井戸が出てきました。
普通の居宅用とは思われず、この町家よりも古いと思われます。
(この町家も登りが杉で内法が5尺6寸、江戸時代が入っていそうですが)
漆喰で美しく内側が仕上げてあります。
オーナーの奥様の思いで井戸替えに向かいました。
COの検査には今もろうそくを使います。




更に土間下から現れた阿弥陀様。
室町時代のものだそうです。
壬生寺に御奉されました。


2/16

「Ad邸」


京都府の野村さんから飲み屋で紹介のあったAd氏の町家の改修工事、2年半越しに実現です。
解体工事中、壁の中からS.マックィーン、J.レノンたち、60年代の青春像が現れました。


土壁の中のN.ウッド


1/16

「中堂寺物件」


お世話になっている山内社長が棟梁塾生の実習受入を兼ねて町家を購入、改修設計のお手伝いに向かいます。
毛見親方が、上野、大下二人の塾生の面倒を見てくれます。
林田キャプテンも板金で参加の予定です。


上野さんの鉋。


ハシリで刻む大下さん。


1/13

「Ht邸打ち上げ」

昨年竣工したHt邸のお母さんが職方13人を招いてくれました。
花見小路白川の料理屋さんで大勢でご馳走になりました。
30代の辻親方以下若い職人と前河さん、東奥さんなど名工クラスのベテランと楽しく現場談義、
町家の再生に将来を感じる新年会となりました。
お母さんの二軒目の物件に今年は向かいます。




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