末川協建築設計事務所

TOPICS


2009


9/20

「友禅の作業場4」

なぜか見学会は続きます。
もと作事組事務局長の木村親分からの京都建築専門学校生の見学会。

再生の実践に取り組むべく!なんとか仕事用意しょうと思いましたが、、、、
まあ連休なのでいいか!やる奴はそのうちやる。。。。
辻親方も一年生のカン吉くんも学校のOBで人気もんでした。



ほっぺた蚊に食われながら聞いてる子、町家の構造の性能評価を真面目に考える子、
ここにも京都の明るい未来がそこそこに。



8/28

「宮川町の御茶屋」

昨年夏に調査した宮川町の御茶屋。
借り手が見つかり、一年越しに工事が始まりました。


あげ前後の床の復旧。山内さんとこのここらのスピードは恐れいります。


2階増築部、ぎゅうぎゅう詰の濡れ縁とダンスホールの屋根の架け替え。
谷と谷の重なりでは必ず詰まって雨が漏ります。
まして隣のラブホからあらゆるものが落ちてきて。



8/28

「友禅の作業場3」

なぜか見学会は続きます。
工繊大の丹羽さんからのタイのチョロ大生の見学会。
再生の実践に取り組むべく!ベンガラ塗り実践のつもりが、、、、
格子に塗られたペンキがてんこ盛り、こそぎがとても間に合いません。(お好み焼のソースかっちゅうの!)

なので荒壁付けを手伝ってもらいました。


木舞掻き万全。町家の構造、妻壁命!


頑張りやさんはどこの国にもいる! Mr&Ms左官。



記念写真。このあと、矢尾定さんでお昼を頂きました。
設計屋をはじめて、はじめてサインを求められました。
仏教国としてタイは大切なところ、明るい未来がありますよう。


8/14

「屋上の宝石」

京町家情報センターでお世話になっている岡本さんからのあてがい扶持。
深草のマンションの改修の調査と企画。

アスファルト防水の調査で見つけた屋上の宝石。




京都の空から愛でるかも知れないひとが健やかにありますように。


「友禅の作業場2」

お祭りの直前から工事が始まりました。


おそらく足場が取れて改修されたファサードが見えてから
と思っていた賃借の申し込みが改修工事の着工前に本決まり、
びっくりでもあり、責任もありというところです。
信頼頂いた貸主、借主をはじめ、情報センターの松井さんや川島さんのお世話に感謝です。

宗田先生の紹介で
Ulugbek Ganiyev from O'zbekiston
FLorence Lahournat from France
両氏の見学とヒアリングがありました。

再生の実践に取り組むべく!解体のガラだし手伝ってもらうはずでしたが〜
町家の再生に市民レベルでの取組みがなぜ要るのか、町家の存続に向けた法的な課題の背景と動向、
伝統的な技術はどこでどうして学ぶのか、なんで自分らが町家の改修をやってるのか、どうやって飯を食っているのかなどなど、
一言では答えられない質問ばっかりで予定の午前中があっという間に過ぎました。

「今日の話をまた別の一日で考えることでしょう」
その一言でやってること全部が報われますし、町家を巡る最前線の現場で世界の人たちとつながることが出来ます。


来月末にはチョロ大生 from Bangkokのベンガラ塗りってか.〜。


ウズベキスタンVSジャパン!バンダナ野郎対決。



壁に貼られていた新聞。個別の町家に世界の現代史。
これも普通の光景です。


7/12

「朝顔」

昨年夏にお手伝いした平楽寺書店の朝顔が今年も咲きだしています。

新風館の駐輪場側越しに、健気に綺麗、どれだけ多くの人の目を楽しませていることでしょう。
京都都心の景観が、ビルの谷間の町家とその住まい手の心遣いに何をどれだけ負うているか。
いつも印象的な光景です。
ずっとずっとずっと建物と一緒に朝顔が咲き続けますよう。




7/12

「祇園祭山鉾調査」

今年も祇園祭の山鉾の構造体の調査に向かいました。

8基の大型の鉾と曳き山の中で最後に図面のまとまっていなかった岩戸山の軸組みの実測を行いました。
比較的ゆっくりと祇園社の倉庫から運ばれてくる部材を組み立てられます。すべての材に大きく墨を打ち、実測にも入りやすいご町内です。
櫓のころびが小さく、柱も貫も斜材も太めで、真木も舞台床で支えるどちらかといえば剛性志向の強い山といえましょう。

真木の松の取り付けもおっかけの墨の付けやすい向きを選びながらおおらかに、
ご町内の特徴が現れているような気がします。


鉾建てにも、ウィンチは使わず、石持ちを支点で人力で。
車軸の取り付けにもジャッキは使わず人力で。
江戸時代と変らぬようです。



6/27

「でまちや講義」

9ヶ月ぶりのHP更新で、6月は欲張りに。

本日、同志社大学のでまち家に出張講義に行きました。
町家の夏の建具替えがテーマだったのですが、例によって大上段から、徒然草の第55段からこいてしまいました。

後からハシリで大家さんと木村棟梁にお会いしてびっくり、階段の下で話を聞いておられたそうで、思わず固まってしまいました。

ともかく、時には仕事と別で若い人に町家を伝えること。これも大切な繰り返しと思い返えします。


御簾、簾、藤筵etc。


6/19

「北白川伊織組」

北白川の二軒の長屋の借主さんが、町家の内部を元に戻す工事と、植栽の工事をご自身でしてくださっています。
建物は辻親方、植栽は福村祖牛さんが担当です。

施主のご夫君と設計士を加えて、妻君曰く「北白川伊織組」。
確かにあやしい。




6/13

「伝統構法の法的許容と京町家再生」

「楽町楽家」では恒例になった再生研の公開シンポジウム、イベントの中では硬派の企画です。
今年は例年にも増して硬く、上記のテーマとなりました。

今の国土交通省の伝統的構法の性能検証の取組で、実務レベルを束ねる大橋先生と忌憚のない意見交換会が行われました。
こちらも定員を越す参加者がありました。司会を務めさせて頂けてやりがいがあり、有難く思います。

面白かったという声も聞きますし、 会場からの見え方では京都の側の判定負けという声もあり、 我々の課題も確かだと感じます。
石端建てが今のところ解析できないと言うことは誠実に認められていたわけで、
技術的な問いかけに技術的に答えられない技術者ではいけないと感じます。

むこう2年の国のプロジェクトに京町家の再生がコミットする形には2方向のシナリオが要りますが、協働もいずれ必要になるでしょう。
伝統構法の信頼性の担保のためのシナリオを、ぶれずに具体的に書くことが、やはり近々の課題です。

今まで通り再生実践に軸足を置きながら、
伝統構法と伝統「的」構法の言葉の違い、
町家の地震に対する性能と「耐震」性能と言う言葉の違い、
冷静に考えた上で取組に向かいたいと念じます。


6/12

「月鉾化粧屋根調査」

祇園祭の山鉾の調査ではマッチョに構造体ばかりを追いかけていましたが、
小島さんから月鉾の化粧屋根の採寸作業を頂きました。
町家の改修と同じく、実際の仕事には現物合わせ以外の選択肢はないのだけれど、それとは別の責任が技術者としての設計者にあると信じます。

でもたぶん、そんな難しい話でもなく、1000年の歴史を持つ御霊会に関われること、
そのほうがもっともっと大事なことです。




6/10

「布屋」

来年1月の工事に向けて、町家の宿のもう一方のトップランナー「布屋」さんの相談を頂いています。
十分な時間を頂いているのですから、間違いないように、ご信頼に報わねばなりません。




5/17

「ブータンで考えたこと」

2009年の「楽町楽家」では、末川も初めてタレントに加えていただきました。
「茂待軒」でブータン時代の与太話をさせて頂きました。

SDCの学生諸子に加えて同志社のPJ科目の受講生2人が応援に来てくれました。

矢尾定の佐々木社長の突然の差し入れ、企画してくれた友の会の山田さんの来場、どこで聞きつけたのか杉本和尚の登場があり、
影山先生やT邸のご主人、hijirixに菅原さんなどお施主さん達、
一期二期の棟梁塾生、まちセンのスタッフの方々も参加くださいました。
結果的に大雨の中、定員を超える人たちが集まってくださりました。
予定の1時間半オーバー、むっさ真面目な質問と意見交換をいただけました。

末川自身にブータンにいた頃の気持ちが戻って話せたこと、一番ありがたかったことです。

山内社長、柿ピー食べながらオープンハウスから10時間付き合ってくださってありがとうございます。


JICAのHPでセイシュウさんのアップした写真発見。
2002年の職場もなつかしく。



5/14

「Ts氏借家」

作事組でご相談を受けていた御前丸太町の物件が、一年半ぶりにおき火のように実現しました。
借主の女将さんは実家の世話になっている不動産屋さんのお得意さん、京都新聞文化部の飲み会メンバーの画廊の女将と仲良しでした。

京都ならではの世界です。


マンションに隣接。しかるに北側側柱すべて根継ぎ、基礎据え直し。


4/03

「南区T邸」

昨年の「楽町楽家」で作事組のオープンハウスを訪ねていただいたTご夫妻から改修物件。
在来工法の改修なのですが、これも本気で向かっています。

任天堂本社ビルの真向かいで民家を張ります。




3/20

「お彼岸会@不門軒」

檀家でもないのに杉本和尚のお寺の法事に参加させていただいています。

仕事を追いまくり、追いまくられているこの一年の状況が少しだけ鳥瞰できたような気がします。
大切と思えるひとや、ものや、ことが今あるだけで何にもまして幸せなことだと。
そのことは欲どうしい宿業とはぜんぜん別の気持ちなのだと。でも、そう思える時間はいつも厳しいことに短かくて。

時には末川もけだものから人に戻ることが出来ますように。



方丈から。


3/10

「無添加住宅」

滋賀でお手伝いした元環商事の小西さんが京都で再就職、新築の設計を振ってくださいました。
現場4件が同時進行中、悲しいかな物理的には受けられなくて、Kt邸の女将さんの友人、設計士のノセさんに信頼してお願いしました。
どんな形になっても、ありがたくご縁はつながり続けます。


2/22

「作事組全国協議会」

21・22の両日上記の立上が京都で行われました。

個人的にも近々の課題は本物の伝統構法による町家の再生産、第一分科会の司会を務めさせていただきました。
各地の温度差は大きいですが、なんせか九州元気、うらやましく思います。

町並みゼミや町家再生交流会でのご縁が広がり続けます。


2/03

「町家の宿二軒」


六条の若宮で、二軒の宿を工事中です。
山内工務店の田中さん、毛見さんが東西の町家を担当してくださいます。
むっさ厳しい工期ですが逃げずに向かいます。


三方差の通し柱の抜き買え。絶対に土壁は落さず


花見小路の出格子。昨年秋に採寸。


すこし固めのデザインで再現。


1/31

「友禅の作業場」


仲良く頂いている友禅の職人さんから、ご本家にある空家の改修でご相談がありました。

間口3間半の立派な町家です。
ここでも待ったなしで改修と利活用が求められます。


レベル測定の辻親方。


1/07

「千林木村屋」

大学時代の山の先輩からのお仕事。
鉄骨ALC4階建て。大阪の商店街のパン屋さんの新築。

とはいっても、まともにやったら1年間、町家から離れてしまいます。
しかるに図面とお金のチェック、現場監理のお手伝いに向かいます。

たぶん中立的なプロフェッションの役目は町場でこそ求められるのだと。
西川先生の言うとおりタウンアーキテクト、ないしはホームアーキテクトを目指します。



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