京町家作事組の棟梁塾で東本願寺、御影堂の小屋裏の見学に行ってきました。
日本最大の木造建築(東大寺大仏殿のほうは、鉄骨つかってはるそうで)ですが、国の指定文化財ではありません。
蛤御門の変で焼け、明治8年に再建されたものです。瓦1000トン、土が1400トン、木材が1600トン、
総重量は4000トンから6000トンと言われています。
14.5mの牛引梁は阿賀野川流域から掘り出された神代ケヤキで1600年前のもの、束の一部は弥生時代のものもあるそうです。
これだけの木のボリュームを一度に見たのは久しぶり(というか初めてで)、圧倒されました。
各部材の名称に残された棟梁たちの達筆さにも恐れ入ります。